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【ネタバレ注意】少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド 鑑賞

昨日公開のレヴュースタァライトの映画、見てきました。
アニメ版の総集編ですね。放映時間はジャスト120分。

cinema.revuestarlight.com



以下、ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

では感想を…

めちゃくちゃ面白かったです!!!!!!!

話の展開自体はアニメ版と同じことが考えられることから、
今回の映画では、新要素がどのように追加されるのか
どのように物語がまとめられるのか、というところが
注目されるかなと思ってみてきました。

全体的には、レヴューシーンが多めの印象(それはそう)

で、気になる
「原作アニメとどう変わったのか?」について。

これがすごく絶妙によかったです!

たとえば、物語に登場する場所すべてに
その場所の名前がテロップで表示されたり。

それは、「第1レッスン室」などの部屋の名前はもちろん
レヴューの舞台会場ひとつひとつにも、その名前がつけられていたり…!

アニメ原作では
「なんでひかりちゃんの相手がばなななの?」と
少しわかりにくかったところが、
本作では、
「時間をループしている」ばなな視点から作られているので、
「せっかくのループに入り込んできた神楽ひかりと衝突」という
わかりやすい演出が加わっていたり。

また、原作では
ひかりちゃんと純那ちゃんのレヴューに華恋ちゃんが乱入
→直後に純那ちゃんVS華恋ちゃんの正面対決
という順番だったのが、

ひかりVS純那VS華恋(乱入)
  ↓
華恋VS真矢(これを機に華恋ちゃんの覚醒が始まる)
  ↓
華恋VS純那 & 華恋VSまひる & ふたかお
(それぞれの舞台少女の「再生産」)

という順番に組み替えられてました。

時系列順、というより、
華恋ちゃんが覚醒するまでを一気にやって
そのあとに他のキャラがきらめきを得ていくところをやって
そして、大場ななと、ばななのループを壊した
神楽ひかりという、物語の真核に入っていく、という構成なのかなと。

そのそれぞれのシーンの間に
大場ななとキリンがお話する、というシーンがあった感じですね。

そして、上記の
華恋VS純那、華恋VSまひる、ふたかおの3レヴューは
新しくアレンジが施されておりました!

The Star Knowsはオルガンが入ってより厳かに
恋の魔球は8bitのゲーム音楽風ぴこぴこアレンジに、
花咲か唄は切ないしっとり系のアレンジになっていました。
(花咲か唄のアレンジがよすぎて涙腺崩壊しました。CD期待)

また、今回の中心人物、大場ななと華恋ちゃんのレヴュー曲
「星々の絆」は、歌い訳の一部が逆転してました…!
ほんとに全然印象変わりますね…

そして、BGM関係で最も印象に残ったのが
レヴュー最終日、華恋&ひかり VS 真矢&クロディーヌの
レヴューデュエットのシーン。

原作では九九組の1stシングル「Star Divine」の4人バージョンが
使用されていましたが…

今回はなんと、同じシーンに
Star Divineの続編曲にあたる
「Star Diamond」が使用されていました!!!

劇場で見てたとき、
驚きすぎて変な声が出ました…。

全く違う曲がくる、ということは今までになかったし
Star Diamondはほんとうに大好きな曲だし、
Star Divineとしっかり関係がある曲だし
そして、そのレヴューステージ名にも
「ダイヤモンド」という文字が入っていた…!

Star Diamondを制作した時点で
このことは計画されていたのだろうか…
それがすごくきになりますね。


そして、そのあとはほとんど原作通り。
ひかりちゃんは運命の舞台に幽閉され、
華恋ちゃんはひかりちゃんを必死に探し、
地下で再びレヴュー、負けても這い上がる華恋。
そして、お互いがお互いに求めてあっていた「スタァ」である、と。
スタァライトの悲劇の物語に続きを作り上げた。

新しい結末を加えた聖翔祭は大成功を収め、
めでたしめでたし…。



…では、終わらなかった。

物語の続きが作られたなら
さらにその物語は続くことになる。

紅く染まった二つの星から滴る真っ赤な血。
「死せる舞台少女」…

このような意味深な予告を残して、本作は終了。

めちゃくちゃ続きが気になりますね。
来年公開予定だそうで。
キリンのごとく首を長くして待っていましょう。

そのまえに、あの、
新規レヴュー曲のサントラを、お願いします…といいたいですね。


以上、今日みた映画の話。
しっかりかこうと思ったら19時から大幅に過ぎてしまいましたが
ほんとうにおもしろかったし
やっぱり、レヴュースタァライトは私の人生そのまんまですね。。。

…二回目、見に行くかも(笑)