せのんの隠れ家(書庫)

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【3ヶ月練習法】1曲目制作終了

三か月練習法シリーズ。4記事目でしょうか。

まだ公開は先ですが、
アレンジ祭の原曲を兼ねた1曲目が完成しました。

途中体調不良に見舞われて想定よりかなりかかりましたが、
なんとか…なんとか完成しました。

昨晩完成させてきょう反省会。
曲がない状態でこう書いても…かもですが、
感じたことを改めてまとめていこうと思います

 

① やっぱり後半はつらい!

構成練ってるときとかざっくり編曲してるときとかは
「お!これはかっこよくなりそう!」ってなるのですが
やっぱりつきつめていくと実力のなさに気づかされますね。

今回は、ABサビ形式のループものを作ったのですが、
AメロBメロはまあまあ納得のいく出来になったのに
サビがどうしてもしょぼくて泣きそうでした。

りすぺくとしてるのがもろに出る以上、
りすぺくとしててかっこわるいって超つらいんですよね。

ほんとうにどうにもならなかったので本当に課題なんだ、ということで
次回以降改善できたらいいなって思います。
そういうのがばっちり突きつけられるのがいいですね。

 

② 勢いが大事!

この練習方法は結構
「うおおおおお!!!あのひとみたいな曲に近づいてる!!!!」
というテンションがわりと必要不可欠。

でも 作りこみを長期的に続けていけばいくほど
とくに、前に手をつけてから時間があくほど
「ああまたあのかっこわるいやつに向き合わないと…」ってなって
けっこうしりごみしちゃう…というのが何回かありました。

限界オタクの極みですが
「俺は推しだあああああああああああああああああああ」
って思いこんでその勢いでかきあげてしまったほうが
精神的な負担は圧倒的に少ないし、早く書けます。
凝りすぎるあまりに時間かけすぎるのはやめましょう。
ある程度はぱぱっと。

 

③ 「良さって何…?」という哲学の入り口に立たされる

三か月練習法の基本は「模倣」。

なので、まずはとにかく
「こういう音かっこよいいよな自分もつかおー」
という感じになるのだが

やっていくうちに気が付く
「要素だけ詰め込んでもなんもおもろくない!」と。

模倣してる要素は確実にあるのに、
それでも、つまらない。

つまり、自分が模倣すべきところは
表面的な技法ではなく
その技法の裏にある考え方。

要するに「どういう意図からこの技法を使ったのか?」
というところである。

それを理解するためには、
「〇〇だから××した」っていう根拠と措置の連結を考えるだけでなく
「いま自分の曲は客観的にみてどういう状況か」を
的確にとらえる力が必要である、ということを突き付けられた。

「模倣」して自分風に書くだけなのに、
それがどれだけ難しいことか、というのが
痛いほど身に染みた。

 

④ 結果、たしかにうまくなる!!

ちなみに、今回のテーマは「わーい!夏休みだー!」という楽しさ。

作り始めてから気づいたのだが、
似たようなテーマでちょうど一年前に曲を一つ書いていた。

一年前に書いたものは、「夏だ!海だ!」をテーマにした
ブラスとストリングスとバンド編成のポップス風インスト。

当時の自分なりに頑張って作ったものだし、
出来たばかりの頃はまあまあ好きだったんだけど、
今あらためてきくと超ださくて。

それに比べたら、作風のお手本がある状態で、
それっぽくなるように頑張って寄せて作った今回の曲は、
まだまだぜんぜん課題点だらけで嫌になるのは確かだが
一年前のものに比べたら遥かによくなったのが目に見えてわかった。

それに、前の記事でも書いたが、
「全部だめ!」で済ませるのではなく、具体的に改善点を叩き出すので
その過程で、逆にいいところもたくさんみえてくる。

だから、「自分ってがんばればいけるじゃん!」という
手ごたえがすごく自分に残ってきます。

これがほんとに、一作目でありながら、やってよかったなと思えること。

 

まとめ

確かに大変なところもありましたが、
自分自身やお手本の練習法適性がすごくよかったのもあって
1巡目からなかなかいい成果を発揮してくれました!

これは2巡目以降も期待ですね。

今回はそこそこ大規模な曲でやりましたが、
次は少し小規模編成のものでやってみようかなと。

たぶん三か月じゃおわらないと思うけど…
今後はのせれるものはのせてみようと思います。

ではでは!