せのんの隠れ家(書庫)

毎日19時更新。

【固定】はじめに

YouTubeのチャンネル概要欄にしか
ここのブログの存在を書いていなかったのに
よくここにたどり着いたなあ…と。

ここでは私が普段活動してて思ったことを
時折、こそっと書いておく場所になります。

音楽活動してて悩んだこととか
自分の気質の話とか
いいなって思った作品の話とか
面白いなって思った動画の話とか

気まぐれにかいていけたらいいなと思います。

では、なにとぞ。

 

【3ヶ月練習法】1曲目制作終了

三か月練習法シリーズ。4記事目でしょうか。

まだ公開は先ですが、
アレンジ祭の原曲を兼ねた1曲目が完成しました。

途中体調不良に見舞われて想定よりかなりかかりましたが、
なんとか…なんとか完成しました。

昨晩完成させてきょう反省会。
曲がない状態でこう書いても…かもですが、
感じたことを改めてまとめていこうと思います

 

① やっぱり後半はつらい!

構成練ってるときとかざっくり編曲してるときとかは
「お!これはかっこよくなりそう!」ってなるのですが
やっぱりつきつめていくと実力のなさに気づかされますね。

今回は、ABサビ形式のループものを作ったのですが、
AメロBメロはまあまあ納得のいく出来になったのに
サビがどうしてもしょぼくて泣きそうでした。

りすぺくとしてるのがもろに出る以上、
りすぺくとしててかっこわるいって超つらいんですよね。

ほんとうにどうにもならなかったので本当に課題なんだ、ということで
次回以降改善できたらいいなって思います。
そういうのがばっちり突きつけられるのがいいですね。

 

② 勢いが大事!

この練習方法は結構
「うおおおおお!!!あのひとみたいな曲に近づいてる!!!!」
というテンションがわりと必要不可欠。

でも 作りこみを長期的に続けていけばいくほど
とくに、前に手をつけてから時間があくほど
「ああまたあのかっこわるいやつに向き合わないと…」ってなって
けっこうしりごみしちゃう…というのが何回かありました。

限界オタクの極みですが
「俺は推しだあああああああああああああああああああ」
って思いこんでその勢いでかきあげてしまったほうが
精神的な負担は圧倒的に少ないし、早く書けます。
凝りすぎるあまりに時間かけすぎるのはやめましょう。
ある程度はぱぱっと。

 

③ 「良さって何…?」という哲学の入り口に立たされる

三か月練習法の基本は「模倣」。

なので、まずはとにかく
「こういう音かっこよいいよな自分もつかおー」
という感じになるのだが

やっていくうちに気が付く
「要素だけ詰め込んでもなんもおもろくない!」と。

模倣してる要素は確実にあるのに、
それでも、つまらない。

つまり、自分が模倣すべきところは
表面的な技法ではなく
その技法の裏にある考え方。

要するに「どういう意図からこの技法を使ったのか?」
というところである。

それを理解するためには、
「〇〇だから××した」っていう根拠と措置の連結を考えるだけでなく
「いま自分の曲は客観的にみてどういう状況か」を
的確にとらえる力が必要である、ということを突き付けられた。

「模倣」して自分風に書くだけなのに、
それがどれだけ難しいことか、というのが
痛いほど身に染みた。

 

④ 結果、たしかにうまくなる!!

ちなみに、今回のテーマは「わーい!夏休みだー!」という楽しさ。

作り始めてから気づいたのだが、
似たようなテーマでちょうど一年前に曲を一つ書いていた。

一年前に書いたものは、「夏だ!海だ!」をテーマにした
ブラスとストリングスとバンド編成のポップス風インスト。

当時の自分なりに頑張って作ったものだし、
出来たばかりの頃はまあまあ好きだったんだけど、
今あらためてきくと超ださくて。

それに比べたら、作風のお手本がある状態で、
それっぽくなるように頑張って寄せて作った今回の曲は、
まだまだぜんぜん課題点だらけで嫌になるのは確かだが
一年前のものに比べたら遥かによくなったのが目に見えてわかった。

それに、前の記事でも書いたが、
「全部だめ!」で済ませるのではなく、具体的に改善点を叩き出すので
その過程で、逆にいいところもたくさんみえてくる。

だから、「自分ってがんばればいけるじゃん!」という
手ごたえがすごく自分に残ってきます。

これがほんとに、一作目でありながら、やってよかったなと思えること。

 

まとめ

確かに大変なところもありましたが、
自分自身やお手本の練習法適性がすごくよかったのもあって
1巡目からなかなかいい成果を発揮してくれました!

これは2巡目以降も期待ですね。

今回はそこそこ大規模な曲でやりましたが、
次は少し小規模編成のものでやってみようかなと。

たぶん三か月じゃおわらないと思うけど…
今後はのせれるものはのせてみようと思います。

ではでは!

くいず作った

こんなのつくりました。よろしければぜひ遊んでみてください。

 

quiz-maker.site

 

クイズノックの企画をオマージュした
クイズ作るのが楽しくてたまにやってます。

はい。

現在絶賛アレンジ祭りデスマなう。

かつネタ切れです。

じゃなきゃこんな記事かきません(笑)

夏バテ続編

相変わらず体調があんまりよくならないので、
いままでの症状をもとにさらに具体的に検証してみましたが…

たぶん、症状的には「過敏性腸症候群」でした。

ざっくりいうと、物理的要因不明の腸の不調。
便秘だったり下痢だったりと調の調子が崩れるほか
これにともなってお腹が張ったり気持ち悪くなったり…というもの。

自分の症状的には、下痢と便秘を繰り返すとか
お腹が張ってすごくガスがたまってるとか…
それにともなって吐き気がするとか…。

たぶん、日頃の暑さ寒さに加えて
実家の環境に慣れなかったり
親の元で元気でいなきゃ!っていうのが
けっこうストレスになっていて
それが胃腸の負担になっていたのかと。

HSP過敏性腸症候群の愛称はまじで最悪です。

とりあえず、朝に本当に気持ち悪かったので
後日ラーメンに連れてかれる予定もあったので
「やばい!」と思って親にカミングアウト。
案外やさしく受け入れてくれました。
これだけでも相当楽になりましたね。

そして、自分は基本、食べ過ぎ以外でお腹はこわさないひとなので
「お腹が張る」という症状に初めて直面したので
「お腹にガスがたまってて苦しい」という状況を
認識するのにも結構時間がかかりました。

認識してからはとにかくガスを外に出すように。
胃腸にやさしいヨガをやってみたり、
自分で背中たたいて頑張ってげっぷをだしたり…

空気が入ってるのにおなかすいてて、
すごい変な感覚になりましたね。


実家では父の書斎を借りてるのですが、
父の書斎には常備薬がたくさん。

でも胃薬しかない…胃薬なら私もこの前かったのに…(笑)
明日あたり、ガスピタンでも買ってこようかな…と思います。

以上、体調不良報告。しかも一日遅れで投稿されるやつ。

東京に戻る前に楽になれるようにしっかり休みます。

夏バテになりました

夏休みで実家に帰ってきているのですが
(自粛要請前に帰ってきた)

お寿司の食べ過ぎをトリガーに
なんと人生最大規模の夏バテになってしまいました…。

最初は「ただの食べ過ぎだ…数日たてばなおる!」と
思っていたのが
3日たっても気持ち悪いのが治らず…

いままで苦しいって思ったことがほとんどなかった
ストッキングや衣服のウエストの締め付けが
「無理!!!!耐えられない!!!」って思うほど。
(太ったのもたぶんある)

おそらく原因は
・お寿司の食べ過ぎによる気持ち悪さが短期的なトラウマに
・冷房のきかせすぎと、それに伴う水分不足
・部屋と廊下・外との温度差
この3つかなと。


原因① お寿司の食べ過ぎによる気持ち悪さが短期的なトラウマに

実家という環境が昔から
「体調を崩すのは絶対にNG!!!!!!」
という環境だったので

実家で体調を崩すというのは、
自分にとってはそれだけで心が非常につらい。

だから昔から少しくらい体調が悪くても
元気なふりをしようと相当無理をしていたり。

そういった環境であったこともあって
実家にいると体調不良を感じた時に
すごくとてつもない不安が襲い掛かり
余計に具合悪さが悪化する、というのは間違いなくありますね。


しかもこのご時世、コロナって可能性もありますし…
それで自分を疑って怖かったのもありますね。
(映画館の検温で36.0を叩き出したので間違いなく違いますね(笑))

原因② 冷房のきかせすぎと、それに伴う水分不足

単純に言うと、腹が冷えていたのだと思う。
たくさんお寿司を食べすぎてしまったのに、
体の中で全然消化されている気がしない。
だから、ちょっと食べただけですぐおなかいっぱいに
なってしまう…という状態が続いていた。

なんでかな、って思って
少し夜寝るときのエアコンの温度をあげてみたら
翌朝は幾分かおちついた。

おなかをあたためてあげるのは
熱中症対策と同じくらい大事(バランス!!)

それに、考えてみたら、
涼しくて全然水分とってなかった。

水分とらずに胃液を含む消化液が分泌できるわけがない(笑)

 

原因③ 部屋と廊下・外との温度差

実家での私の居住スペースは2階
ご飯食べたりテレビをみるリビングは1階であり
その間は階段で行き来する。

リビングは普通にエアコンがきいている。
自室ももちろん上記の通り、
しかし…階段廊下がもっっのすごく暑い。

結果、いったんトイレに行くにも、
リビングに降りるにも、
「涼しい→暑い→涼しい」を
ものすごく短時間で経験するのである。

そりゃ体温感覚バグるわ。

外に出るときもそうで、
この前、猛暑の中、夏バテの体で外にでたら
5分で死にました。
スポドリ買ってなかったら死んでた。
映画見に行って(ロロロ二回目)前半ずっと死んでた。

温度変化は、抑え目に。
あと、コロナじゃなくても
体調悪い日に無理矢理映画見に行くのはやめといたほうがいいです…。
(その日は外でたあとに死んだからそんなつもりはなかった…)

まとめ

ということをふまえて、
まあトラウマはどうにもできないので、
冷房の温度をちょっとあげて過ごしたら
少しは楽になりましたが…(便秘から下痢に転向した)

今週末か来週に夜行バスで帰る予定なのがめっちゃ不安…
最悪新幹線とって駅まで親に送ってもらう選択肢も考えます…。
お小遣い減る…。


【3ヶ月練習法】1週間やってみた手ごたえ

昨日おとといにつづいて、3ヶ月練習法のお話です!

おとといは概要およびやってみたきっかけを
昨日は自分が選んだ素材の話をしたので
今日は予告通り 手ごたえについて。

…といいつつ、音源はまだ制作中&公開はまだ先なので
文面だけでですが…。

ちなみに、やってみてよかったことまみれです!!!

具体的には…
二番煎じ感が逆に怖くなくなる
作ってて自然にかっこよくなるから楽しい
今までになかった細かいところまで見れる
好きな作風の世界観にどっぷり浸れるので超幸せ
…など

一個一個みてみましょう。

 

① 二番煎じ感が逆に怖くなくなる

今までにも何度も「作風をリスペクトしてみよう!」程度なら
やってみようとしたことはあるのですが、
その程度の気持ちだと、あまりにも特定の箇所だけ似すぎているように感じたり
表面的な技法が使いこなしきれていないのが嫌になって
かえってそれを避けてしまう傾向がどうしてもでてきてしまうんですね。
経験談

でも「作風完コピしてやるーーーー!!!」って心意気なので
使いこなしきれてなかろうが、「似てる」って思ったら全部成功。
使いこなしきれてないなと思ったら、それを否定するのではなく
どうしたら「使いこなしきれてる感」につながるのか?と
もっと深いところに意識を向けようとします。自然と。

似てるけどなんか違う、は、いい線いってる!の意味なんですね。

あと、軽い気持ちのリスペクトだと、
中途半端に違う気持ちになってしまうと
「うわ!!!!無理!!!!もう全部ききたくない!!!!」
ってなってしまうけど、

「徹底的にリスペストする」って意識だと、
「とにかく細かいところまで丁寧に寄せていく!!」ってなるので

そうすると不思議な事に
あらが目立っていくだけではなく
「あれ?ここうまくいってる!!!!!」てところも
結構たくさんでてきます。

だから、こわくても、違うって認識しちゃうのを恐れずに
とにかく、細かく見ていく、見比べていく。

そうすると、「リスペクト」の奥へいけるのかな?という感じがします。

 

② 作ってて自然にかっこよくなる

人の作風を参考に構築するので、
100%自力で構築しようとがんばるよりも、
割と簡単にぱっとみのクオリティ・作りこみ感は
稼げたりするんですね。

そうかくと「ずるい!」って見えるかもしれませんが、
まあ、あくまで表面上なので、
それを使いこなしきれているお手本の方のような
内部的な緻密な計算などはないわけなので、
結局は模倣でしかないんですけどね。

とはいえ、見た目だけでも「かっこいい!」ってなるのは
やっぱりテンションがあがるので、
自力でないセンスひねり出してがんばるよりも
絶対楽しいし、絶対勉強になりますね。

 

③ 今までになかった細かいところまでみれる

軽いリスペクト程度では、
音の使い方とか、楽器の重ね方とかの
表面的な部分にしか意識が向けられないのが事実。

だから、上でも少し触れたような
根本的な考え方にまでは触れることができず
結果、二番煎じになってしまう。

しかし、完全な模倣を追求することで、
まず表面的な模倣をある程度進めると
「いろいろ取り入れすぎてごっちゃになった!」ってなってきて
そこまで到達すると次は
「この手法はこういう意図のもとで使っているのでは?」という
もう一段深い次元での考察に駒が進む…ということを実感しました。

ここまでくるとリスペクト経験のある自分でも
全く理解が及ばないところなので、
この先にまだまだ見えない世界があるような気がするので
この先が非常に楽しみですね。

 

④ 好きな作風にどっぷり浸れるので超幸せ

私の見る限り、自分がお手本にさせていただいてる作者に対して
もはや執着にちかいほどの、ここまでのレベルで
敬意を示していて、かつ、それを創作に生かしている人って
ほんとうにほとんどいっていいほど見たことがありません。

それは、今までの軽度のリスペクト創作でもそうだったのですが…。

その上、おとといの記事にも書いたが、
いままでは自分が「こういう作風を手に入れたい!」って思っていても
自分の意識や状況的になかなかできる状況になかったので、

魂まるごと懸けてこのひとの作風に漬かりこむ、ということに
100%振り切ることができている、というのが、
本当にこの上ない幸せであるし、

上記の通り、自分以外に
この次元にまで到達してる人も、この先へ到達する人も
自分以外にいないか、あるいはいても現時点ではもう1人くらいか…。

そんなごくごく少数の人にしか到達しえない世界が
その先に待っているとしたら、
まだまだそれに魂を売り飛ばす覚悟はできますね。

 

まとめ

以上、今の時点で感じている手ごたえについて。
推しに魂売りたくて売りたくてしょうがない自分だからこそ
得られているものがたくさんあることを実感しております。

まだまだ少しだけ奥にはいったばかりのところなので、
もっともっと探求していきたいと思います。

また進展あったら書きます。
はやく2作目いきたい…。

【3ヶ月練習法】1週間やってみて① 素材が非常に練習向けだった話

※練習法の詳細概要は前日の記事参照。

で、今回はその現時点の感想について。

まず、自分がどのような作品を参考にしているのかについて。

誰の作品をお手本にしているかは、
Twitter雑談垢みれば一目瞭然なので
誰かはあえて言いませんが。
(気が向いた書きます)

その人の創作形態が、非常にこの
三か月練習法のお手本条件にすごく向いているなと思っています。

というのも

・ほとんどが打ち込み&ブース録音で作られていて
 プロのレコーディング要素はほぼゼロ
・かつ、使用音源がけっこう明確
・参考にできる曲数がめちゃくちゃ多い(サントラ収録曲で200曲以上)
・比較的コアなインタビュー記事もちらほらではあるが存在する

いまどき、こういうひとは本当に少ないですね。
だいたいご立派なレコーディングしてますし、
音源もいろいろ使っててそのごく一部しかわかっていない人も多いですし

(音源に関しては、使ってるとわかっているものに関しては
 サンプルを聴きつつ自分でも購入して把握。
 主軸となるオーケストラ音源の音がわかっているのが◎)

…まあ、情報発信はかなり少なく、
数少ない資料から紐解いていくしかないのはそうなんですけどね。
(どの記事にどんなことが書かれてたレベルで頭にストックしてます)

で、なんでこれらがいいかというと
差異の要因を的確に絞ることができるから!

たとえば、楽曲にプロのギタリストの
レコーディングが含まれていた場合
作曲はそのひとでも、アドリブでその人がなんとかしちゃう。

それの扱いはどうするの?ってなってしまう。

また、オーケストラが生録だったら
どうあがいても手持ちの音源でそれは再現できない。

そうして「かっこよくならない!」ってのは
永遠に「生録じゃないから!」って言い訳できてしまう。

私がお手本にする人は、
打ち込みか、その人自身が演奏するか…しかないし、
打ち込みの音源も主要なものは一部明確になっているし、
その人が演奏する楽器も相当限られる。
そのうえで、打ち込みにしかできないことを追求されている。
…ってことが各種文献に表れている

つまり
なんか違うのの殆どは自分のやり方のせい
とまで追い込むことができるのである!

音楽でこれやるひと、サンプルによっては
イラストや、自分が取り組んでる感じにはあまりならないかも…
ということで、やるならお気をつけて、というお話でした。

ZUNさんとかだったら、
有志が使用音源まとめてたと思うし
東方風作曲というカテゴリもあるし
けっこう向いてるのかも!


あと、音源の情報がないからって
「海外サイトで配布されている
 実機のゲーム機から吸い出したと思しき音源を使用する」のは
基本的にアウトですからね…!
(入手方法がアウト、音色自体に著作権が発生する、
 無関係に「〇〇の作品の音源」と関連づけて曲を公開することの危険性より)

やるなら公開せずこっそりやるか、
堂々と同じ音源そろえてやりましょう。

私も音源そろえるのに、ここまでで総額20万~30万くらいつかってますし。
(VSL製品とIvoryとSampletankと実機ベース再現目的のMODOBASSと…)


やっぱり、条件そろわないと難しいものなのかもですね!
見事に条件がそろってるのが奇跡ですねこれ…

というわけで、あしたは手ごたえについて!